最近はスーパーのワイン販売エリアや、酒屋でもオーストラリアのワインをかなり目にするようになりましたよね。明るい色を使ったラベルが目を引く気がします。そのオーストラリアですが、生産量で言えば、世界で7位前後に位置しています。数字だけの話をすれば、もう少し多めに生産しているのかな?と思っていたのですが、実際に調べてみると2008年は、12,448mhl(1mhl=100L)という数字でした。
さて、この暖かい気候で、ワイン生産国としても有名なオーストラリア。そのオーストラリアで自分達で何件もワイナリーに足を運び、「これだ!」というワインを見つけられたお客様がいます。そして私達はその方々の免許取得をサポートさせて頂きました。
そのワインがこちらです:
自分達の理想のワインを捜し求め、オーストラリアのワイナリーを訪れ、そして出会ったワイナリーの商品を日本に独自に輸入して、販売開始されました。
実際にワインの輸入貿易を開始されたお客様をみて思うこと
今までに数々のクライアントのサポートをしてきて感じる事ですが、
- 自分が気に入ったワインを探す事に熱意を注ぐ
- ワイナリーからOKを頂けるまで、交渉し続ける
- 日本国内での販売先開拓も積極的に行う
この3つを皆さん、実現しています。
「日本未発売のワインを見つければ良い」という訳ではなく、輸入開始後に続けられるビジネスか、どうか?が一番のポイントですよね。ですので、ワイン選びも大事ですし、何よりそのワインが日本市場で受け入れられるか、どうか?が非常に重要です。勿論、まだ日本国内で認知度が低い場合は、プロモーションやマーケティング、地道な営業活動が求められます。それらを積極的に出来る方は、輸入開始後も上手に会社を経営しています。
また、卸売販売が出来るようになれば、販売チャンネルも広がり、自分達がBtoCで販売するだけでなく、BtoBの商売も開始できます。そうなってくると、販売数も伸びるのと、全国規模で商品が流通出来るようになってきます。そして、少しずつ認知度があがると、リピートオーダーも増え、年間輸入量も増やせると思います。
しかし、0からスタートで、ワインの輸入ビジネスを始めるのは、それなりにハードルが高いのは確かですので、計画性と資金、熱意が求められます。それらをクリア出来るかたは、本格的にワインの貿易ビジネスを行う事が出来るでしょう。
あなたは、どんなワインビジネスをお考えですか。