カリブ海の国、ハイチからラム酒を日本に輸入して販売したいという相談を受けました。僕は、Rum..と聞く事はあっても、カクテルに使われるお酒程度の知識しかありませんでした。実際にはどんな素晴らしい酒なのか?をまだ勉強していないので、相談を期に相談者から聞いたり、自分で調べたりしてみました。
蒸留酒というのは知っていたのですが、原材料が何か?までは知りませんでした。そこで調べてみると、ラム酒(ラムしゅ rum)とは、サトウキビを原料として作られる蒸留酒で、造る工程としては、「サトウキビに含まれる糖を醗酵・蒸留する」との事です。
また、ラムの中には分類があるという事を知りました:
- ホワイト・ラム(無色)、ゴールド・ラム(薄い褐色)、ダーク・ラム(濃い褐色)というように、「見た目・色」によって分類が異なる
- ライト・ラム(軽い芳香)、ミディアム・ラム(中間的な香)、ヘビー・ラム(強い芳香)というように、「香り」で分ける
- インダストリアル・ラム(廃糖蜜)、アグリコール・ラム(サトウキビ)の「原料」で分ける場合
日本国内でもラム酒を製造しているメーカーがあるそうです。砂糖キビを原料としているのであれば、日本にも勿論生産している地域はありますしね。ただ、一般的には海外から入ってくるラム酒が有名で、世界中で楽しまれているお酒だと思います。特に生産国としては、中南米の暖かい国が一般的のようです。(日本のラム酒を製造しているメーカーの一例:高岡醸造さま)
実際に輸入して国内で販売する為の免許はスムーズに取得できました
こんかいのクライアントは、英語での相談が主だったので、ヒアリングやご説明等は僕が対応し、なんとか申請する為の材料集めをする事が出来ました。こういった時に英語を仕事に使える事を嬉しく思います。
今回クライアントが輸入を希望したRumですが、これは主にBarなどに販売していきたいとの事でした。確かに、バーですと色々なドリンクを作ると思いますので、ニーズがある飲み物だなと思いました。また、クライアントが言うには、Haitiには、日本に入ってきていない他の酒もあるらしく、今後はそういった日本未発売の酒も輸入し、展開していきたいとの事でした。
そういった、海外の商材を探す事が出来、また日本国内の販売先を開拓していける人は、積極的に輸入ビジネスを展開していけると思うので、これからが非常に楽しみなプロジェクトです。