酒の販売資格って何?

投稿日:2016年10月12日|投稿者名: 中野 |17632 回閲覧

「これからお酒を扱うビジネスに関わりたい!」

と考えた時に「販売資格」について気になる方もいますよね?

 

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酒の販売といっても2パターンあります。

  • ボトル販売をするビジネス
  • 飲食店でお酒をグラス提供する販売ビジネス

 

 

僕達が普段クライアントをサポートしているのは「ボトル販売をするビジネス」になります。

例えば、

  • お店を開業して小売販売したい方
  • ネットショップを開業して販売したい方
  • 輸出・輸入をされたい方

といった方々の免許の取得サポートを行っています。

 

「飲食店でお酒をグラス提供する販売ビジネス」というのは、お酒の販売行為を行っていますが、お客さんが家に持って帰る状態で販売しているのではなく、「その場で飲む行為」をさせる販売になります。この場合、酒販免許がなくてもお酒のグラス提供が可能です。

 

 

ボトル販売(酒販免許取得)をする際の資格は?

 

資格と聞くと、宅建等の資格をイメージするかもしれませんが、お酒の販売免許を取得する為には資格を取得する必要はありません。資格は取らなくても、「必要要件を満たす」事が求められます。

 

要件は細かいので、それをザックリというと、

  • 会社であれば、直近3気分の決算で資本金額の20%をこえる赤字を3期連続で計上していないこと
  • 直近の決算で、繰越損失の額が資本金額をこえていないこと
  • 個人または役員の中に経験がある者がいること(経験についてはお問い合わせください)
  • 使用権限のある酒類販売場(店舗・事務所)があること
  • 仕入れ先と販売予定の酒類についてある程度の目途がついていること
  • 販売を行っていく資金があること

こんな感じの要件を満たす必要があります。

 

要件について自分自身で調べて、「自分は満たさないかも・・」と考えてしまう方もいるかもしれませんが、それで諦めるのはまだ早いかもしれませんので、一度僕達にメールか電話で気軽に相談をして頂ければと思います。ヒアリングをさせて頂ければ、「これを用意出来れば要件を満たせそうですよ!」といったご提案が出来るかもしれません。

 

 

お酒をグラス提供するお店でよく聞く資格について

 

  • ワインソムリエ
  • 利き酒師

って耳にする事ありませんか?

 

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こういった資格は協会や社団法人等の団体が認定をしている資格ですね。今現在色々な呼び名の資格があり、それぞれの分野で深い知識と味覚、提供方法等の習得が求められるようです。

 

こういった資格があるプロがいるお店や、資格がある方が厳選した商品と聞くと、安心感が出てきたりもしますよね。自分じゃあよく分からないお酒の事でも、プロのお勧めなら飲んでみたい、買ってみたいという方もいると思います。

 

飲食店で酒を提供するプロになる事を考えている方や、酒販店を開業する際に利き酒師の資格を取得して活用したいという方にお勧めです。

 

 

酒の小売販売を考えているなら

 

日本酒・焼酎・ワイン・ビール等の小売販売を考えているのであれば、免許の取得が必要になってきます。上記に記載した要件を満たしている、満たせそうであれば、取得に向けて具体的に準備を進めればビジネス開始が近づきますね。

 

免許は申請してから約2カ月の審査を経て発行されますので、時間がかかる事も頭に入れておきましょう。そして、申請までに情報をまとめていく作業もありますので、それにもある程度の時間がかかってきます。ですので時間を有効的に使い、効率的に準備を進める為にも一度お気軽にご相談頂ければ幸いです。

 

あなたはどんな酒ビジネスをお考えですか?

 


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