実際に自分の目で見る中国市場

投稿日:2016年8月25日|投稿者名: 中野 |937 回閲覧

先日、3泊4日で中国へ出張してきたので、その時の様子を簡単にお知らせします。今までに香港・マカオには行った事はあったのですが、中国本土に出張目的入国したのは今回が初めてでした。

 

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今回の出張は、見本市に参加するとか飲食店巡りをする市場調査が目的ではなく、現地の取引先の社長さんと、日本の蔵元と僕の3者で今後のビジネス展開の協議をするのがメインです。

 

「中国の企業と貿易をしたいけど、心配・・・。」

海外との貿易ビジネスを行いたいけど、特に中国との貿易に関しては心配と思われる方は結構多いかと思います。

 

  • 輸出したらコピー商品が造られるのではないか?
  • 代金の支払いがないのでは?
  • トラブルが多いのでは?
  • Etc…

 

でもそれは日々目にするニュースから感じる「中国のイメージ」がネガティブな事が多く、ビジネスをする上でもネガティブな事を想像してしまうからではないでしょうか。実際に海外へ輸出事業を行いたいのであれば、中国に限らずどこの国でも同じような心配事が出てきてもおかしくありません。しかしそんな心配ばかりをしていれば、いつまでたっても貿易が出来ないですよね。

 

どこの国の企業と取引をするにしても、大事なのは相手が信頼できる方かどうか?ではないでしょうか。僕達がお取引をさせて頂いている相手方は日系企業での経験が10年以上ある方なので、言葉は勿論、商文化にも理解がある方なので「お互いが話しやすい」という関係です。こういった取引先の開拓というのは簡単ではないで、僕達もご縁を大切にしたいと考えてます。だからこそ、日本と中国の行き来も活発に行い、お互いの関係を深めていきたいですね。

 

 

食事もお酒も美味しい

 

取引先の社長さんの好意で「初日は中華料理にしましょう!」というお誘いを受け、ホテル近くの中華料理屋さんへ行きました。その際に僕達日本側から来た2名は、お見あげを持参しました。蔵元から直接美味しい日本酒のギフトと、僕からは江戸切子のぐい飲みを3つ。この日は中華だったので、後日3人でこの日本酒を乾杯しました。

 

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この日は中国式の夕食でしたので、お酒はアルコール度数52度の白酒でした。度数高い!と思いましたが、とても飲みやすく味も香りも上品な酒でした。「今日は高級酒を用意しました」とおっしゃっていたので、良い酒と食事を楽しむ事が出来ました。

 

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料理も比較的薄味なので、食べやすく美味しく頂きました。特に野菜と海産物が美味しかったのが印象的でした。

 

 

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白酒の乾杯ですが・・・、写真で見て分かるように小さなカップを使います。これで何度も乾杯をして3人で1本のボトルを開けました。最後の方は、若干フラフラしました・・。でも、楽しい酒の席だったので、こうやっておもてなしをして頂けた事は、とても嬉しく感謝してます。

 

ちなみに僕達が頂いた白酒の度数は、52度…

 

 

翌日からは市場調査

 

翌日は車で大手の小売店や専門店巡りをしました。売り場ではどんなディスプレイで、どんな商品がどの位の価格で販売されているのか?等を勉強しました。大手小売店ですと、正規輸入品が販売されているので、消費者も安心ですね。

 

中国の輸入通関を通るには「厳しい決まりを満たす」必要があるので、検査やラベルチェックも行われています。正規で輸出・輸入している会社であれば当然の事なので、ちゃんと貿易実務を行っている輸入会社であれば、流通先の小売店や飲食店も安心されると思います。

 

日本食を出している飲食店も様々あるようで、寿司屋、居酒屋、焼き肉屋、等が人気のようでした。20年以上営んでいる店もあり、沢山の来客があるのが印象的でした。そして、食事の品質も高く、「ここは日本?」と思えるほどびっくりしました。

 

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僕が日本から持ってきた江戸切子をとても喜んでくださいました。Made in Japanの品質というのは、こうやって海外の方に喜ばれるんだなという実感が湧く瞬間ですね。日本には酒を始め、様々な高品質な商品があるので、今後もっと海外へ輸出されて人気になってほしいです。

 

 

最後に

 

「海外と取引をする輸出は不安・・・」という考えばかりを持っていると、いつまでたっても輸出は盛んになりませんね。日本国内では今後人口が減るとか、消費低迷といった話をよく聞くのに、新しい市場開拓をしないで、国内市場の縮小、パイの奪い合いをしていても体力が続かないと思います。

 

「誰かが先に行って大丈夫そうなら自分も行く」この様に考える方がいるのも当然です。もしもその際に後発組として参入できるタイミングなら良いのですが、タイミングを逃すと、市場参入出来ない事も考えられます。ですので、行動を起こすタイミングも求められると思います。

 

「早い段階で海外市場に行くから良い結果が出る」という訳ではありませんが、色々な市場で流通する事が出来れば、販売先のリスク分散が出来るのは確かです。日本市場が横ばいだけど、海外は前年比150%なんて話になれば、「あの時海外に出て良かった」と思えるはずです。

 

今回短い期間ですが中国へ出張し、取引先の社長さんとジックリとお話出来た事はとても良かったですし、自分達の目で実際に流通の現場を視察出来たのも大きな収穫でした。これからもっと日本側からのサポートを充実させて、輸入者さんが積極的に動ける体制作りを協力したいと強く思いました。

 

あなたも輸出や輸入といった貿易ビジネスへの参入をお考えであれば、不明点が多々あったり、誰かに相談してみたいと思う事があると思います。そういった時はお気軽に相談をしてみませんか?