『日本未発売のプレミアムテキーラを輸入して販売したい!』
こういったプロジェクトは、とてもニッチでユニーク。
僕達のところにも、メキシコから輸入して日本で流通させたい!
というクライアントの例があります。
テキーラといえば・・・、
- サウザ (比較的リーズナブル)
- ドン・フリオ (結構、良いお値段しますよね)
- クエルボ (比較的リーズナブル)
などは、よく小売店やバー・飲食店でもみかけますよね。
「テキーラって比較的リーズナブルなお酒で、度数が強い蒸留酒」とだけ、思っている方が結構多いかもしれません。上記のメーカー以外にも勿論メキシコでは他の生産会社があって、それぞれ特徴のある商品があるそうです。実際に、現地にはプレミアムグレードの素晴らしい酒が色々とあると言われます。ただ、それがまだ日本に輸入されていない、という現状のようです。
テキーラを学ぶには?
「本格的にテキーラを教えてくれるコースがある」という話を知人から聞きました。
主催しているのは、「日本テキーラ協会」さん。
こういった、興味をもっている人が更に学べる場を用意している会って素晴らしいですよね。
(参考:http://www.tequila.jp.net/)
テキーラマエストロ(旧テキーラソムリエ)という、基本を学ぶコースがあるそうです。
コースは4回に分かれて、毎回学ぶ内容があるそうです。
受講代は約4万円と少し値段はしますが、内容の濃いコースなら価値はあると思います。
僕も今度是非受けてみたいと思っています。
僕が興味を持っているのは、
- テイスティングの仕方
- 原料について(勿論です)
- 発酵・蒸留・樽熟成
- 作られるエリア・産地の特徴・違い
などなど。
ワインや日本酒もそうですが、とても奥深い事を学べると思います。
こういった、お酒について学べるコースというのは、学ぶ事も多く楽しいですよね。
よく、アガベ(アガヴェ)100%で造られた高級テキーラ(プレミアムテキーラ)というのを目にしますが、やはり僕が知りたいのは原材料についてです。これがポイントになると思うので、コースで学べたら嬉しいです。以前、テキーラ産地について調べていた時に、このアガベの収穫の様子を目にした事があります。見た目は、巨大なアロエって感じで、それを鋭利なスコップのようなもので葉をバッシバシ切っていました。そうすると、上の写真のように「大きな実」みたいな形になるそうです。
実際に輸入販売を考えている方へ
さて、ようやくビジネスの話です。
テキーラをメキシコから日本に輸入して販売をする時に、まずポイントになるのは誰に売りたいのか?です。
- B to C:個人・一般消費者へ小売、又はネット販売をしたい。バー・飲食店に売りたい
- B to B:国内の酒の小売店や、卸売会社へ販売したい
- B to C + B to B 両方やりたい
これを考えておくのが最初の一歩かと思います。
なぜなら、売る相手によって免許も変わってくるからです。
- B to Cの場合は小売と名前が付く免許
- B to Bの場合は卸という名前が付く免許
が必要になってきます。
勿論、両方の販売を考えているという時は、複数免許が必要になってきます。
その他、免許以外の話としては、「輸入貿易実務」についてが大事ですね。
人体に入れる液体ですので、勿論日本の通関時に満たす必要がる要件があります。
その他に、販売目的での輸入であれば、その準備もある。
輸入するボリュームが多い少ないに関係なく、実務を進める必要があるので、
事前の準備がとても重要です。
こういった、「免許+輸入実務」の両方について、
相談に興味があればお気軽にご連絡を頂ければ幸いです。
ニッチだけど、魅力的なアルコール飲料ですので、まずは流通可能にする体制を整えたいですね!