『海外からウィスキーを輸入して販売したい!』
実は、このようにお考えのご相談者って、今まで2006年からお酒の販売コンサルをやっている僕達の経験上とても少ないです。
少ないのですが、アルコール度数の高い酒を輸入したクライアントは、ニッチな市場を狙っているので、ワイン市場に比べると競合他社が少なく、それなりに良いビジネスをしているようです。
ウィスキーを輸入して・・・、
- 専門のバーに販売
- インターネットを活用し、ECサイト(ネットショップ)で販売
- 全国の酒の小売店や卸売会社へ販売
こういったプロジェクトを考える方が多いですね。
バー、飲食店への販売
僕達の事務所のある横浜にはウィスキーを出しているバーは結構多いです。
また、東京でも勿論、専門的なバーがありますよね。
特にバーに通われるお客さんは、リピートの方が多いので、ウィスキーへの関心度は非常に高いお客さんですよね。『このウィスキー、まだ殆ど日本でも流通していない酒なんだよ!』なんて話になれば、お客さんも興味を示すのではないでしょうか。
勿論、お店側としても、他では流通していない商品というのは、魅力的ですので、専門的な店であれば、あるほど、海外から輸入されてきた流通量の少ないウィスキーを取り扱ってみたいという所が出てくると思います。
東京、神田の「日比谷Bar」さんみたいな、専門的で、そして新しい動きにも積極的なバーに、自分が輸入する酒を置いてもらえると良いですよね!!
(参考:http://www.hibiya-bar.com/)
ネット販売もかなりお勧め
実際に調べてもらうと分かる思いますが、
『ネット上で買う事が出来るウィスキーって、同じような銘柄が多い』ですよね・・。
有名なメーカーのウィスキーというか、定番のウィスキーというか。。
それに、専門的にウィスキーを販売しているサイトって、かなり数が少ない。
僕が好きなネットショップは信濃屋さん。
サイトも分かりやすいレイアウトだし、限定のプライベートラベル商品があったりと、凄いです。
自分達の直輸入商品なんかも数多く揃えている、国内トップクラスのお店ですよね。
(参考:http://www.hibiya-bar.com/)
ネット販売を考えるのであれば、
- 独自に立ち上げるECサイトの構築
- ネットショップモール(Yahoo、楽天、Amazon等)を活用する
などが、一般的ではないでしょうか。
独自のサイトの場合は、ランニングコストが低いというメリットはありますが、それなりにシッカリとしたサイト作りが求められるのと、運営ノウハウが必要ですよね。
モールの場合は、「場所を提供」してくれるのがメインであって、そこには、自分だけでは集客出来ないような数や層のお客さんが集まってきます。一般的には、月々の出品・出店費用という形でのコストと、売れた際の手数料がかかってきます。
卸売会社や小売店への販売
全国には物凄い数の酒の小売店が存在しています。
その中でも海外の酒に力を入れている所は結構ありますよね。
そういった小売店へ取引のお願いをしてみたり、
小売店のアカウントを沢山持っている卸売会社に相談してみるのも良いかもしれませんね。
勿論、彼らは競争力が高く、品質も良い物を探しているとおもうので、いきなりトントン拍子に話を進めるのは難しいかと思いますが、一度取引を開始する事が出来れば、実績も出来ますし、他の取引先開拓も出来るのではないでしょうか。
- これからウィスキーを輸入する会社を立ち上げたい
- 既存の会社でウィスキーの輸入ビジネスを始めたい
とお考えの方がいれば、免許の相談は勿論、輸入実務に関してもサポート出来るので、
ご興味があれば、一度ご連絡を頂ければ幸いです。