ワインや酒類を輸入する際の食品等輸入届出書について

投稿日:2016年10月13日|投稿者名: 中野 |2758 回閲覧

海外からお酒(ワイン・ビール・ウィスキー等)を輸入する際に、必要になってくる食品等輸入届出書について、良く分からない事も多いのではないでしょうか?

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項目を見てみますと、

  • 輸入者コード
  • 生産国コード
  • 製造者名、住所・コード
  • 積込港コード
  • 積卸港コード
  • 品目コード
  • 添加物情報

などなど、様々な情報を求められてきますよね?

 

こういった輸入時に求められてくる(輸入者側で揃える情報)というのは、この食品等輸入届出書以外にも色々とあるので、事前の情報収集と、その情報のマネジメントがポイントになってきます。輸入するワインなりその他のお酒の物量が多い少ないに関係なく、こういった必要情報を揃える事が求められます。少ない物量を輸入するよりは、ある程度多めの物量の方が効率が良いと思う方もいるかもしれませんね。

 

輸入する商品が数アイテムで、それぞれ例えば50ケース、100ケースずつの場合と、商品数が20,30アイテムあって、それぞれ2,3ケースずつの場合を比較すると、前者の方が揃える情報が楽と言えば楽と言えるでしょう。輸入するお酒の、それぞれの情報が必要になってきますので、アイテム数が多ければ多い程、情報収集が大変かと思います。

 

 

初めて輸入するなら

 

始めての輸入時には、「どんな情報が必要になるのか?」がよく分からず、悪戦苦闘する方も多いかと思います。しかし、必要な情報が揃っていなければ輸入通関を通れないので、貨物が日本に到着したとしても、取り出す事が出来ませんね。

 

もしも日本に貨物が到着してから色々な情報収集を開始するとなると、すべての情報が集まるまでに時間がかかるので、貨物の保管量も掛ってくる事が予想されます。効率的に通関をする為にも、事前に1つ1つの必要な情報を揃えておき、揃った時点で貨物が日本に入ってくるぐらいのタイミングが効率的ではないでしょうか。

 

例えば、こういった書式を事前に入手して、どんな項目があるのか?を知っておくだけでも、事前準備の役に立つはずです。ただし、不慣れな場合ですと、何を記載していいのか?の検討もつかないので、そういった場合は困りますよね。

 

無事に貨物を輸入通関する為にも、商品が日本に到着する前の段階からチーム作りをし、事前準備が出来る体制を整えるのが良いかと思います。そこで僕達の様に酒の輸入サポートをしているコンサルと準備を進めて、ある程度必要情報を事前に入手する。その後、まとまった情報を通関担当する人間と共有し、受取準備を進めるのがスムーズかと思います。

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食品等輸入届出書以外にも製造者(メーカー、ワイナリー)から入手して頂きたい情報は色々ありますが、初めての輸入時は、そもそもどんな情報を入手する必要があるのか?が分からない場合もよくあるかと思います。

 

 

情報管理

 

僕達が初めての輸入をされる方をサポートする際は、まずはTODOリストを作り、ステップバイステップで、何を進めていくか?を事前にお知らせしています。そのステップ準に沿って準備を進めていけば、輸入前の必要情報が順番に揃っていきます。

 

また、情報管理が大事になってくるので、エクセルでまとめるようにしています。例えばアイテム毎にリストアップして、輸入前の段階で必要な情報を、1つ1つそのリストに記入していきます。そうする事で、入手した情報が分かりやすく見えてきます。

 

また、ワインであればVintage Year(生産の年)がラベルやInvoiceに記載されていますが、その年号に合った情報を集める必要がありますね。Invoice上に記載されている情報が「商品名2011」にもかかわらず、集まった情報は「商品名2012」といった、異なる年号の情報が集まると、それは使用できないので注意が必要です。

 

その他、生産者側から頂く検査書の値が日本の基準を超えている数値が出ていたりすると、要注意です。輸入時に決められている基準値以上の数値(添加物)があると、輸入通関を通せない場合もありますので、そういった時は破棄するか、送り返す事も考えられます。こういったトラブルは避けたいですよね。ですので、事前の情報収集を行い、1つ1つ細かく内容チェックする事が求められてきます。

 

また、通関担当する方も、経験がないと「?」が多いかと思います。こういった時に場数を踏んでいる方ですと心強いですよね。しかし、食品や酒の輸入に不慣れ、又は経験があまり無い方もいますので、連携する方選びにも注意したいところです。

 

僕達が普段連携している空輸会社さん、港の通関士さんは今までに何度も僕達のクライアントをサポートしてくださっているので、今までに大きなトラブルが発生した事はありません。一緒に動く僕達も安心して準備を進める事が出来ますし、実際貨物が到着してもスムーズにプロセスが進みます。そして最終的には輸入者であるクライアントの手元に無駄な労力や時間がかからずに商品が届きます。やっぱり最初の輸入時は、輸入者も不安な事も多いでしょうから確実に貨物が手元に届くようにサポートしたいですよね。

 

もしもこれからお酒の輸入を考えているのであれば、酒の手配だけではなく「事前準備」をシッカリと進める必要があると、知っておいて頂けると幸いです。情報が揃っていないと輸入通関は出来ないので、とても大事です。輸入までに沢山の時間を費やしたと思いますので、貨物到着時の通関時にスムーズにいくように準備をしましょう!

 



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