お酒の輸入は通関準備を整えてから!

投稿日:2016年9月12日|投稿者名: 中野 |1271 回閲覧

海外からワイン、スピリッツ、ブランデーやクラフトビールなどを輸入したい!とお考えの方も多いかと思います。ボリュームが少ない場合は空輸でまず試したいという方や、ある程度大量に輸入したいのでコンテナ単位で輸入したいなど、皆さんそれぞれのお考えがありますよね。

 

 

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例えばワインの輸入に関して言えば、今年は今のところ約21,000本の輸入に携わらして頂きました。輸入する国は主にヨーロッパ方面が多いですね。ボリュームが少ない場合は空輸の手配をしますが、5000本以上の輸入の際はフルコンテナで横浜・東京の港につけるお客さんもいます。

 

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輸入するワインの本数が多いと裏ラベルの手配なんかも結構ポイントになるのですが、今のところ全てのシッピングで問題なく印刷も出来てます。透明の背景に色文字の裏ラベルなんかですと、見た目も良いので、お客さんには好評です。輸入されるワインは、販売時にはある程度の価格になるので、こういった裏ラベルも少し見た目が良い物を用意したいですよね。

 

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また僕達の方で仮ラベルの作成・印刷を進めたりする事もあります。Adobe Illustratorを使えれば、寸法も細かく指定した印刷用のAIファイルが作れますし、表記内容が心配な場合はまず小ロットでも良いので仮ラベルで届け出をして輸入通関するのが安心ですね。

 

ただし、こういった仮ラベルを作る際は、「貼る方」の作業の際の事も考えながら作る必要があります。実務的な話をすれば、「ラベル面と裏紙が剥がしやすい」ようにしないと、「剥がしたくてもはがせない!!」といった問題が発生します。爪が入るように、上手にCutを入れる必要があるんですね。もしも定型のラベル紙(既にCutされたもの)に印刷していくなら、簡単に剥がして貼る作業が出来ると思いますが、そうなってくるとA4に10~20ラベルぐらいしか印刷出来ないですね。そして余白も多くなるので、ボトルのスペースを取ります・・。

 

 

輸入通関の情報が揃ってないのに貨物が到着する!?

輸入するお酒は、受け取り体制が整っていないと通関を出来ないので、「輸入できずに滅却もしくは返送」なんて最悪の事態もありえますので怖いですね。

 

でも、輸入者さんがちょっと先に輸入の予定をしていたとしても、輸出者さんがスケジュールとは別に先に貨物を発送してしまう事もあります。(あってほしくないですが)

 

そうなってくると輸入側は大変です。シッピング会社より「O月O日到着で貨物がきます」というお知らせが入ってくるので「えーー!?予定より早すぎる!」といった事になります。

 

貨物が到着したとしても、輸入通関をする為の準備が整っていなければ「保管量」が発生してきますよね。これは、物量と期間にもよりますが、通関が終わるまでは、コストとして発生してきます。ですので、「出来る限りスムーズに輸入通関を終えたい」というのが、輸入者さんの希望ではないでしょうか。

 

通関時に必要な書類は「原本を郵送して」というのも何点かあるので、郵送にも数日の時間が掛る訳ですので、スケジュールを考えて対応を進める必要がありますね。

 

 

最初の輸入時は特に気をつけて!

初めて酒を輸入される時は不明点が多かったり、全体の流れを把握されていない事が殆どかと思います。ですので、僕達の方ではステップバイステップで細かくご案内をして、「まずはこの情報を集めてください!次に、この情報を集めてください!」等をお知らせしています。

 

万が一、税関から「○○を出してください」と言われても良いように、先に色々と準備を進めておく事で「貨物が到着してもスムーズに受け取り」が出来るようになります。

 

「船会社、空輸会社へ丸投げすれば良いでしょ」なんて思って輸入をすると、後ほど大変苦労されると思いますので、シッカリと準備体制を整える事をお勧めします。自分で出来ない場合はチーム作りからスタートするのが大事ですね。

 

「予定していで急に貨物が日本へ到着」すると、僕達も大慌てになりますので、ご注意ください!お酒の輸入をするなら、「輸入体制作り」を整えてから、輸出者へ「Goサイン」を出すのが好ましいかと思います。

 

あなたはどんな酒の輸入をお考えですか?