ワインの輸入販売を始めるには何から始めれば良いのでしょうか?
ワインの輸入販売を始めたいのですが、まずは何から手を付ければ良いのでしょうか?
まず始めに、どこから、どんなワインを輸入するのか?を明確に決める必要があります。
例えば、
- フランス
- イタリア
- スペイン
- ポルトガル
- オーストラリア
- ニュージーランド
- アメリカ
- 南米
- Etc
といったように、ワイン生産国は色々あると思いますが、自分がどこの国のワインを輸入して販売をしたいのか?を決める必要がありますね。
そして、どのワイナリーの商品を扱うのか?を検討する必要もあります。私達が今まで受けた相談で多いのは、「以前海外に住んでいて、そこで知ったワインが日本に輸入されていないので、それを輸入したい」といったお話がよくあります。こういった場合ですと、海外に住まわれた経験があるので、ある程度語学力もあり、ワイナリーとのコミュニケーションも取れます。ですので、まずは「輸入したい」という希望を相手に伝える事が出来るので、相手の返事がOKであれば、輸入に向けて具体的に進みやすくなります。
一方、海外経験もなく、輸入を始めてみたいとお考えの方の場合ですと、商品を知るキッカケがポイントとなってきます。
例えば、
- 商談会で知ったワインメーカーへ相談をして輸入を開始する
- インターネットで見つけたワイナリーに直接連絡を取ってみる
といった形で輸入する商品を決める方もいます。商談会に出展されているメーカーはある程度大口の取引相手を探している事が多いので、まったく初めての輸入で少量から輸入を始めてみたいという方にとっては少しハードルが高い事があるかもしれません。ただし、オファーをしてみない限りは何とも言えませんので、積極的にお声かけをする事が良いかと思います。
次に商品の選定となりますが、一般的には
- 赤ワイン
- 白ワイン
- ロゼ
- スパークリング
の4タイプの商品がありますね。その他にもポートワインなどもあります。商品選定の際に気をつけて頂きたいのが「ビンテージイヤー(Vintage Year)」となります。ワインのラベルを見ますと「商品名+2015」のように年号が付いていますね。このビンテージイヤーが異なってくると、輸入時に必要となってくる各種書類も増えますので、お気を付けください。異なるビンテージイヤーの商品を小ロットで色々とセレクトすると、輸入時の準備も増えてきますので、最初の輸入であれば、商品数や異なるビンテージイヤーを色々と集めるのではなく、数商品にアイテム数を絞り、ある程度の数を輸入される方が通関時の手続きもそんなに大変な思いをされないでしょう。
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