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ワインの色の違いはなぜおこる?

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白ワイン、赤ワインには、色の淡いものから濃いものまで様々な濃さのワインがあります。

ここでは、なぜワインの色の違いが起こるのかを説明します。

 

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ワインの色は、

  • 産地の気候
  • 熟成の度合い
  • 醸造方法
  • 熟成方法
  • ぶどう品種

など様々なことによって違いが起こります。

 

 

産地の気候による影響

 

まず始めに、ワインの色の違いが起こる原因のひとつに産地の気候の違いがあります。

 

白ワイン、赤ワインのいずれも、冷涼な産地で作られたワインは色が淡くなる傾向があります。反対に温暖な産地で作られたワインは色が濃くなる傾向があります。同じぶどう品種であっても、産地によって色の濃さが異なってきます。

 

例えば、ピノ・ノワールという黒ぶどうは、フランスのブルゴーニュ地方やアルザス地方、ニュージーランド、アメリカのカリフォルニア州やオレゴン州など様々な国、地域で栽培されていますが、冷涼な気候であるフランス ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールと日照量が豊富なアメリカ カフィフォルニア州のピノ・ノワールを比べると、カリフォルニア州で作られたピノ・ノワールの方がより濃い色合いを帯びています。

 

ぶどうの果皮は種子を太陽光から守るために日照量が多ければ多いほど濃く厚くなります。赤ワインは果皮に含まれるアントシアニン類がワインに溶け込むことによって色が着くため、果皮が濃く厚くなりやすいカリフォルニアのピノ・ノワールの方がブルゴーニュのピノ・ノワールに比べ色が濃くなる傾向があります。

 

 

熟成によって変わる場合もある

 

次に、ワインの色は熟成の度合いによっても変化していきます。

 

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白ワインの場合、若い時は緑がかった黄色ですが、熟成が進んでいくと緑色が消えていき、黄色、黄金色へと変化していき、さらに熟成が進むと琥珀色になり、最終的には褐色になります。

 

赤ワインの場合は、若い時は紫またはピンクがかった色調ですが、熟成が進んでいくとガーネットまたはルビー色になり、さらにオレンジがかった色調、れんが色になり、最終的には褐色がかった色調になります。

 

また、色の濃さも熟成の度合いによって変化していきます。

 

白ワインは熟成が進めば進むほど色が濃くなっていきます。

逆に赤ワインは熟成が進めば進むほど淡い色合いになっていきます。

 

 

醸造方法も影響する

 

特殊な醸造方法や熟成の仕方によってワインの色が濃くなる場合があります。

ワインの色が濃くなる代表的な醸造方法を紹介すると一般的に以下の方法があります。

 

  • スキンコンタクト:
    白ワインに用いられる醸造方法です。通常、白ワインはぶどうを破砕後、すぐにプレスして果汁を抜き取りますが、この方法の場合はぶどうを破砕後、プレスしないで果皮を果汁にかもし、果皮からの成分を抽出します。この方法により、通常よりもやや濃い色合いの白ワインができます。
  • セニエ法:
    赤ワインに用いられる醸造方法です。セニエ法では、黒ぶどうを除梗・破砕した後に果汁のみを抜き取ります。これにより、果汁に対する果皮・果肉・種子の割合を相対的に高め、凝縮度の高いワインを作ることができます。この方法で作られるワインは通常よりも濃い色合いのワインになります。
  • 樽熟成:
    ぶどう自体の個性があまりないシャルドネなどの品種の場合、樽(一般的に新樽)でアルコール発酵・熟成させることにより、樽からの風味を付け、より複雑な香り、味わいのワインに仕上げることがあります。この場合、樽からの色素成分がワイン果汁に付くため、より濃い色合いの白ワインができます。

 

 

ブドウの種類の違い

 

最後に、ぶどうの種類によるワインの色の違いです。

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白ワイン用のぶどうには、ピノ・グリやゲヴェルツトラミネルのようにもともとやや濃い色合いの果皮を持つぶどうがあります。このようなぶどうから作られる白ワインは他の白ワインに比べ、やや濃い色調のワインになります。

 

また、赤ワインの場合は、果皮の色が出来上がるワインの色を大きく左右します。例えばピノ・ノワールやガメイは明るい色調が特徴ですが、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラー、メルロは濃く黒みを帯びた色調が特徴です。

 

 

このようにワインの色や濃さは様々な要素によって異なってきます。ワインの色や濃さによって、そのワインの産地やぶどう品種を想像することができるようになります。

 

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