サイト内の「輸出」に関する記事をご紹介




輸出入を始める際に気を付けたい場所選び

  ビールを海外から輸入したい! ワインを輸入販売したい! 焼酎や日本酒を海外へ輸出したい!   のように、お酒を扱う貿易ビジネスをお考えになる方は、結構多いかと思います。   まずは商品選び、メーカーさんとの関係作りなどがあると思いますが、 同じくらい重要なのは、「どこの港から、どこの港へ送るのか?」といった、経路を考える事です。     北米との貿易といっても、西海岸なのか、それとも東海岸なのか?によって シッピングに掛かる時間が大きく変わってきます。   例えば、東京港からカリフォルニア州のオークランド港へ貨物を送る場合、 海上輸送に掛かってくる時間は一般的には3週間前後ぐらい。 そして、東海岸のボルティモア港に貨物を東京港から送る場合は、途中の積み替えと 中南米を経由する事を考えると、1ヶ月半ぐらいの時間がかかります。 & …


≪記事へのリンク≫ 輸出入を始める際に気を付けたい場所選び


酒の輸出や輸入時に使用される「コンテナ」について

物量が多い輸出や輸入の際に海上輸送で手配するのが一般的ですね。   例えば、 5000本~7000本のワインの輸入を考えている 5000本~7000本の酒の輸出を考えている など。   輸送時は「コンテナ」に貨物が入れられて、その後船にのせて運ばれます。これから輸出入を始める方にとって、コンテナがどの様に使われるのか?よく分からない方も多いと思いますので、実例で簡単にご紹介します。   これは先日、僕たちが利用した20FeetのReefer Container(定温コンテナ)の写真です。   コンテナには「ドライコンテナ」か「定温コンテナ」があり、それぞれ20Feetか40Feetの2サイズがあります。輸送するパレットの数によって20か40のどちらを利用するか?を決める必要があります。   例えば、20Feetにつめる貨物より1,2パレット …


≪記事へのリンク≫ 酒の輸出や輸入時に使用される「コンテナ」について


どうやって酒蔵を見つければ良いのでしょうか?

今まで食品や雑貨の輸出に携わっていたのですが、今後酒類の輸出もしたいと考えております。どうやって輸出する酒蔵を見つければ良いのでしょうか? まずは輸出したい酒、海外の輸入者へ提案をしたい酒探しをする事が第一ステップになります。 例えば、相手がどの様な酒を好むのか?希望を聞いてみると具体的に進むと思います。   安価な酒が欲しい 香りがシッカリとした酒がいい 熱燗にして飲みやすい酒がいい 純米大吟醸に興味がある Etc と、相手側の希望があるかもしれませんね。   酒蔵を探すにはインターネットで検索して探す方もいるでしょう。しかしホームページを見ていきなり電話をしてみても、「自分たちの酒を理解していない輸出者」と思われると、相手にされない可能性もあります。ですので、何軒もの酒蔵に連絡を取るよりは、まずは提案に良さそうな酒を探し(実際に試飲もして)、そこから蔵元に輸出につい …


≪記事へのリンク≫ どうやって酒蔵を見つければ良いのでしょうか?


5,598本の酒を輸出するには

「出来るだけコンテナ内の無駄なスペース(空気)を減らし、大量に商品を送って欲しい」とリクエストがあった場合・・・。   POを頂き、そのPOの内容だと合計で8Palletになると輸入者へ伝えたところ、「数量は輸出者の方で調整してOKなので、可能な限り20FtのFCLで出してほしい」と返事が・・・。つまり、元々のPOにプラスαで商品を2Pallet分追加し、フルの状態で出航して欲しいというのが輸入者の希望。   そんな要望があり、数日かけて細かく、本当に細かく計算をして叩き出した数字がこれです。 1800ML: 456本 720ML: 3,342本 300ML: 1,800本 合計: 5,598本 (3,767,040 ML, 418 cases)     ではこういった場合、どのような実務を行うかというと、まずはコンテナに入るパレット(20FTの場合 …


≪記事へのリンク≫ 5,598本の酒を輸出するには


日本からウィスキーを海外の輸入会社へ輸出したい?

海外の輸入者より引き合いがあるので、日本のウィスキーを輸出したい! という方もいるかと思います。   白州や知多、竹鶴などであれば飲食店でもよく見かけますね。   さてウィスキーの輸出についてですが、輸出が可能かどうか?というと、とても難しいです。特に大手メーカーさんの有名銘柄の輸出は難しいですね。個人的に1本ぐらいを海外の知人へギフトで送りたいというぐらいの話であれば、場合によっては出来るかもしれませんが、貿易として日本の大手メーカーのウィスキーを海外へ輸出するには、色々と難しい事があります。     輸出するウィスキーをどうやって入手するのか?   「そんなの小売店に行って大量買いするなり、ネットショップで大量注文すれば入手出来るでしょ」なんて思われている方がいましたら、そのやり方はお勧めしません。特に、輸出者であるあなたが輸出の免許を …


≪記事へのリンク≫ 日本からウィスキーを海外の輸入会社へ輸出したい?


アメリカへ日本酒や焼酎のサンプルを送る際にご注意

アメリカへ酒を送りたい!とお考えの方へ、送る際の注意点を簡単にお知らせします。 酒のサンプル輸出については、こちらを参考に     基本的には以下の情報を揃えれば、日本側からの発送準備はOKです。 Invoice Packing List AirWaybill 輸出者免許 輸入者免許 場合によっては輸出相手国の通関書類   ただし、アメリカに貨物をのせた航空機が到着し、輸入通関する際に輸入者側から追加の情報を求められる場合がありますので、ご注意ください。求められる時と求められない時があるようです。これは物量によってそうなるのか?又は、書類の記載でそうなるのかもしれません。詳しくは送り相手である輸入者さんに事前に相談される事をお勧めします。     輸入時に求められる情報とは?   「TTB pre-COLA waiver lett …


≪記事へのリンク≫ アメリカへ日本酒や焼酎のサンプルを送る際にご注意


酒のサンプルを海外へ輸出する時は、どうやって送る?

日本酒・焼酎のサンプルを海外へ送りたいと考えても、実務として何をすれば良いのか分からずに困る方も多いかと思います。特に輸入相手国の通関が厳しい時は悩みますよね。     輸出時に気をつけたい事: 日本側でのパッキング 箱の寸法、重さの正確な情報 日本側で用意する各種書類(特に注意!) 荷姿の撮影、書類のスキャン   雑に準備を進めて貨物を送ってしまうと、トラブルが発生した時にとても困るので1つ1つちゃんと対応される事をお勧めします。           パッキング、梱包をシッカリと行う   まずパッキングについての重要性ですが、「酒=割れる」可能性が高いのはご存知かと思います。「FragileやHandle with care」等のWarningシールを貼っておけば大丈夫でしょ!?なんて思っていても、 …


≪記事へのリンク≫ 酒のサンプルを海外へ輸出する時は、どうやって送る?


日本産のワインを海外へ輸出したいとお考えですか?

日本からMade in Japanの国産ワインを海外へ輸出したい! そうお考えでしょうか?   (山梨産のワインへの注目度が高くなってきている)   「日本のワインを輸出したい」という相談は僕達の10年のコンサルの中でもとても少ないのですが、実際に海外出張した際にワインショップへ足を運ぶと「Koshu Wine」を見かける事はあります。結構ビックリします!この国に日本のワインが輸入されてるなんて!と感動的です。   実は甲州ぶどう(Koshu grape)は海外のワイン業界関係者と話をしても話題になる事があります。最初Koshuという単語を外国人の方から聞いた際は「古酒?」と思ったのですが、そうではなくて「甲州」の事を指してました。「こうしゅう」という発音ではなく、「こしゅ」と発音してくる事が多く、日本人が聞く分には、一瞬「?」と思う時があるかもしれませんね。 …


≪記事へのリンク≫ 日本産のワインを海外へ輸出したいとお考えですか?


中国日本酒輸出の規制について、気になりますよね?

中国へ日本酒や焼酎を輸出したい、又は食品等を輸出したいとお考えの方の殆どがまず最初に気になるのが「中国側の輸入規制や満たす必要がある決まり」についてではないでしょうか。   東日本大震災以降の酒類に関する輸入規制措置の情報は国税庁に記載があるので参考になるかと思います。 宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、新潟、長野、千葉、東京 この地域の県産の商品は輸入停止がされており、上記の地域以外の産品に関しては産地証明が必要と案内があります。(平成25年12月国税調べ) 参考:https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2013/sake_yushutsu/02.htm ※上記の規制内容は時間の経過により変更が考えられますのでご注意※     産地証明書の取得に向けては、輸出者は蔵元と協力し合って情報の収集が必要になってきます。です …


≪記事へのリンク≫ 中国日本酒輸出の規制について、気になりますよね?


実際に中国へ焼酎を輸出してみて

最近、中国本土へ焼酎を輸出したのでその時の事を少し書いておこうと思います。普段僕達の輸出は清酒がメインなのですが、今までに何度も焼酎の輸出もお願いしたいと輸入者からリクエストされた事があったので、数年前に焼酎の取り扱いが出来るように免許の内容をアップグレードしました。実際に焼酎の取り扱いが出来るようになったからといって頻繁に輸出している訳では無いので、今後は焼酎にも力を入れていこうと考えています。   今回中国へ実際に輸出した焼酎は全部で3Pallet分。どちらかというと試験的な輸出であって、現地の動きを見てみたいという輸入者の希望です。   蒸留酒文化は世界中で存在していて、日本では焼酎や泡盛なんかが一般的ですね。海外でも様々なスピリッツがあり、中国では紹興酒が有名ですね。蒸留酒に馴染みのある方々であれば、日本の焼酎に対する理解度もある程度高いかと思います。 &nbs …


≪記事へのリンク≫ 実際に中国へ焼酎を輸出してみて


タイへの日本酒輸出を考えているので、現地視察へ

ちょっと前にタイ(Thailand)へ現地視察に行ってきました。初めての現地入りだったので、ガイドさんをつけて市内の観光地なども案内をしてもらいました。空港についてから市内のホテルに行くまでに気がついた事ですが、 タクシーがピンク色! トゥクトゥクという小さなタクシーも多い クラクションを鳴らすような荒々しい人がいない? バンコク市内は、とても発展している 日本企業の看板が色々な所で見える こんな感じでしょうか。日本と違う雰囲気に最初からテンションがあがります。   初日は市内の観光地を見て回り、タイ・バンコクがどんな所かを感じてみました。Goldな寺院があり、すごいインパクトです。観光客は日本人もそれなりにいるようですが、中国人の方が多いような気がしました。        今まで、あまりタイとイメージすると「料理」とか、「ムエタイ」とか、「観光地」 …


≪記事へのリンク≫ タイへの日本酒輸出を考えているので、現地視察へ


台湾へ日本酒や焼酎を輸出しようと奮闘中!

どんな国だと日本酒が飲まれているか?そう考えると、 経済的に豊かである 日本と交流が盛んである 日本文化や食文化が広がっている このようなポイントがあると思います。     そして、日本酒の昨2010年(1~12月)の輸出実績を上位5位順に並べるとこんな感じです。   輸出量順位 国名 数量(KL) 前年比成長率 1位 アメリカ合衆国 3,705 103.7% 2位 韓国 2,590 132.6% 3位 台湾 1,639 118,7% 4位 香港 1,437 109.8% 5位 中国 625 128.7%   アメリカについて、僕が1999年~2006年まで住んでいて感じる事ですが、日本食への関心が物凄く高くなっていると思います。ただし、「本当の日本食」というようなレストランは、まだまだ少なく、アジア人が経営しているSushi Restaurantや …


≪記事へのリンク≫ 台湾へ日本酒や焼酎を輸出しようと奮闘中!


日本酒(清酒)や焼酎の輸出方法とは?海外との貿易ビジネス

日本酒の輸出方法は、どうするのですか? という質問をよく頂くので、簡単に書いておこうと思います。   まず、ポイントになってくるのが 「何処の国の誰に売るのか?輸出するのか?」 です。   といいますのも、国によってアルコールに対する輸入規制があるために、日本から日本酒を輸出しても、必要書類が不足していると、その国の税関にて止められてしまう可能性もあるからです。   アルコール飲料に関しては、日本国内での取り扱いも免許制で厳しいですよね。 これは、海外でも同じケースが殆どです。 (香港のようにアルコール度数が30%以下なら、比較的簡単に輸入出来る国もありますが・・・)   輸入免許取得が非常に難しい国もあれば、比較的簡単に取得できる国もあります。   相手が個人なのか?それとも会社、法人なのか? これもかなり重要なポイントです。 &nbsp …


≪記事へのリンク≫ 日本酒(清酒)や焼酎の輸出方法とは?海外との貿易ビジネス